考え事

確証バイアスの罠

どうも、 ぺんたろー(@snkazuwriter)です。

最近集団心理などに興味があって、その中でも、

「バイアス」

この言葉がすごい意味をはらんでいるので、

その中でも、確証バイアスについて、ご紹介しようと思います。

バイアスとは?

バイアスは、偏り、傾向、といった意味になります。

「バイアスがかかってますね~」

という風に使われたら、それは偏ってますね~というような意味です。

人間というのは偏ってしまうモノなのかもしれないです。

・・・という事でバイアスというのはいたるところで見られます。

それはなぜかというと、基本的にバイアスを通して物事を判断してしまうのが、

人間だからです。

目に見えないフィルターのようなものでしょうか。

物事の事象をありのままに捉えられず、人によって捉え方が代わってしまう。

バイアスを通して、物事を見てしまうからです。

見るだけじゃなくて、聞く、しゃべる、これにもバイアスはかかりますね。

だから伝言ゲームなども、どんどん初めの内容からズレて行く、

これはもう、人間なら誰でもあるものと思っていいと思います。

・・・・しかも無自覚で。

そんなバイアスですが、確認されてるだけでもいろいろな種類があります。

その中でも、陥りやすいのは確証バイアス。(と、思います)

なので、今回は確証バイアスについて取り上げてみようと思います。

確証バイアスとは?

確証バイアスは、簡単に言うと、

「自分の都合のいい情報を集めて、反証する情報を無視しちゃう」

ということです。

確証バイアスはバイアスの中でも一番人間が陥りやすいものと言えます。

しかもこれは、集団的な心理でも頻繁に起こりますが、

個人的な心理でも頻繁に起こります。

確証バイアスチックな例をあげてみます。

例1 行政

令和となり、みなさんがよくわかりやすい政策として、

2019年10月に消費増税をする

という話があります。

消費増税にあわせて、今回は軽減税率というものを設けているので、

今まで行われた消費税の導入や、消費増税とは少し違った側面を併せ持っています。

さらに、「リーマンショック級」の何かが起これば、延期の可能性も含んでいます。

・・・でもこれ、さまざまな確証バイアスを含んでると思いませんか?

1.消費増税をする

これについては、

消費増税をしたい側は消費増税のメリットを説き、

消費増税に反対側は消費増税のデメリットを説きます。

という事は、消費増税をしたい側は、それをするだけの根拠やらなんやらを集めます。

もちろん反対側はそれを阻止するための情報を集めます。

これ、もうお気づきかもしれませんが、

「消費増税をしたい」と「消費増税をしてほしくない」の確証バイアスが見られます。

しかも、自分の生活に直結する話なので、感情的なものも深く入り込んでいくでしょう。

2.軽減税率をする

消費増税をする、というだけでは支持が得られないと踏んでるのかもしれないです。

それでも、消費増税をしたい、ということで、

「増税するのか、しないのか、どっちか迷ってる」というような層を

取り込むための、甘~い甘いえさを投げるワケです。

それの一つが軽減税率かもしれません。

3.「リーマンショック級」で増税延期の可能性

これは、反対派を黙らせるため、時を稼ぐ作戦かもしれません。

もし本当に「消費増税をやらない可能性がある意思」があるならば、

リーマンショック級というあいまいな表現じゃなくて、

リーマンショック級のGDPの落ち込み、コアコアCPIの落ち込み、

というような具体的な数字をラインとして決めるはずです。

賛成派からすれば、本当にリーマンショックの時のような事態になっても、

「この部分はリーマンショックっぽくないじゃん」

みたいな感じで、確証バイアスによって、自分に都合のいい情報だけを集め、

反証を無視してしまう、というような事はありうるわけです。

上記のように、増税をしたい派の確証バイアスにかかってる人たちは、

あの手この手で、自分たち有利になるような情報集めをし、発信します。

逆に、反対派の確証バイアスにかかってる人たちは、

常に「消費増税はやべえよ」っていう情報を出し続けます。

確証バイアスと確証バイアスの綱引きかもしれないですね。

各省のバイアスもかかってるのかもしれないですw

例2 裁判

裁判でも確証バイアス合戦が繰り広げられます。

検察側は、有罪にするための証拠を。

弁護側は、無罪もしくは減刑するための証拠を。

お互いに出し合って出し合って出し合いまくるわけです。

だからこそ、それを判断する裁判官が必要です。

しかもその裁判官は、バイアスを理解している事が必須条件になりうるでしょう。

確証バイアスの引っ張り合いになるわけですので、

その裁判官はなるべくお互いのバイアスを排除して、

公正な判断が求められるはずです。

まぁそれでも、裁判官は裁判官なりのバイアスがかかってしまうのは仕方ありません。

人間ですので。

・・・・ですが、裁判員裁判の場合はどうでしょうか。

重大犯罪について、裁判員裁判が導入されました。

裁判員裁判とは、裁判員を一般人から集めて、

「一般の意思をより裁判に反映しよう」という試みではありますが、

それって言われてみれば聞こえはいいかもしれないですけども、

一般人の人はもちろん、バイアスに関しての特訓なりなんなりは受けていません。

法廷において、裁判官よりも、一般人の裁判員のほうが、

検察や弁護人のどちらかのバイアスにかかりやすくなるでしょう。

個人の確証バイアス

個人レベルの確証バイアスもあります。

もちろん集団での確証バイアスのほうが、

声が大きいので、発見しやすいです。

「あ~そういうバイアスかかってるのか~」みたいなね。

個人レベルの確証バイアスでしたら、

その個人が心の中にだけ秘めてる確証バイアスもありえますので。

・箸で食べるのは当たり前

・人を助けるのは当たり前

・週1でカレーを食べるのが当たり前

という感じで、個人レベルでの確証バイアスはたくさんあります。

もう当人はそれが当たり前と思っているので、

もはや反証の機会は捨てています。

ある人は、当たり前と思ってるだけなので、当たり前のまま飲み込み、

ある人は、当たり前と思ってるだけの根拠を集めてみたり。

ある人は、それを発信してみたり。

なかなか、その当たり前と思ってる事を覆すような話とかは飲み込まないようです。

確証バイアスというものを知ることで。

確証バイアスがある、と知ること。

これって自分や社会の成長にもつながるかもしれません。

確証バイアスがかかるときは、

「結論から物事を考える」場合が多いように思えます。

ゴールが決まってるので、それに合わせた証拠、情報集めに躍起になる。

確証バイアスにかかってる人は、それに付随して何か悪いことがあっても関係ないんですね。

だって、ゴールが決まってますから。

そのゴールに達することが、その人にとっては正しいことなんです。

で、それを無自覚にやる人が多い。

でもそこで、「確証バイアス」というものを知っていたらどうでしょうか。

もしかしたら自分の思ってることはゴール前提で物事を考えてるんじゃないのか?

周りが見えてないんじゃないのか?

・・・という感じで、自分に一回、ストップをかけれるチャンスがあります。

だって、自覚していますので。

確証バイアスを知らない⇒無自覚で確証バイアスの罠にハマッてる状態

確証バイアスを知ってる⇒確証バイアスの罠にハマってることを自覚できる状態

と言えるかもしれません。

それって、自分が成長できる可能性が強まりませんか?

ABOUT ME
ニノマエイチ
とあるフリーターさんの雑記ブログ管理人のニノマエイチです! 元々はソニートニュースというwebメディアでライターをしていました!・・・が、ある日予告なしに潰れてしまう事件勃発。試行錯誤の末、「まぁ自分で何かブログ書くか」という感じで立ち上げたのが、このブログです!